みなさん、こんにちは。
先日、ダイアモンオンラインの記事で、黒柳徹子さんを例に、脳神経外科医の中冨浩文氏が解説記事で「脳を衰えさせずいつまでも若々しさを保つには?」というのについて、個人的に興味深かったので投稿させていただきました。少しでもみなさんの語学学習の参考になればと思います。
この記事の中では、脳の老化を防ぐには、『脳の育み』が重要とされています。
脳の育みの例として
語学の勉強をしながら、手指を使うちぎり絵や折り紙を趣味とする。
回想法(※ 1)を用いて、脳を刺激すること。
脳がハラハラドキドキするような経験を重ねること。
*1:回想法とは、昔使っていた馴染み深い家庭用品などを見たり、触れたりしながら、懐かしい写真や音楽、昔の経験や思い出を語り合う一種の心理療法です。1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラー氏が提唱し、認知症の方へのアプロ―チとして注目されています。
はじめに
現代社会では、脳の健康を保つことが重要視されています。特に高齢化が進む中で、脳の老化を防ぐための方法が注目を集めています。最近教務深かった、語学学習が脳の老化防止に役立つ理由について、テレビでもおなじみの黒柳徹子さんが毎晩実践している習慣も紹介します。またその中で語学学習がどのように寄与するかについての観点で見ていきたいと思います。
語学学習が脳に与える効果
語学学習は、脳のさまざまな機能を活性化させる非常に有効な方法です。複数の言語を学ぶことで、脳の神経回路が新たに形成され、記憶力や集中力、問題解決能力が向上するとされています。
語学学習と認知症予防
多くの研究で、バイリンガルや複数の言語を話す人々が認知症を発症するリスクが低いことが示されています。語学学習は新しい言葉や文法を覚えるだけでなく、異なる文化や考え方に触れることによって、脳が新しい刺激を受け、活性化されます。
黒柳徹子さんが毎晩実践する「脳のエクササイズ」
黒柳徹子さんは、年齢を重ねても変わらない活力と知性で知られています。彼女が毎晩寝る前に行っているのは、自身が出演したテレビ番組の内容を、頭の中で「完全再現」することです。この習慣は脳の働きを活発に保つ効果があり、特に記憶力や想像力の維持に効果的です。
この「再現」作業は、脳に多くの情報を処理させ、細かいディテールを思い出すため、脳全体を使ったトレーニングとなります。語学学習においても、似たような効果が得られます。新しい言葉や文法を繰り返し思い出すことは、脳にとって素晴らしいエクササイズです。
語学学習を習慣化するポイント
語学学習を効果的に続けるためには、いくつかのポイントがあります。
毎日少しずつ学ぶ 黒柳徹子さんの習慣のように、毎晩少しの時間でも脳を使うことが大切です。言語の学習も同様に、毎日少しずつ取り組むことで、脳の健康を保ちながらスキルを向上させることができます。
新しいことに挑戦する 脳は新しい刺激を受けることで成長します。語学学習では、単語や文法を学ぶだけでなく、実際にその言語を使って会話したり、書いたりすることが効果的です。
継続すること 脳の老化防止には、継続的なトレーニングが欠かせません。語学学習を長期間続けることで、その効果がさらに高まります。
まとめ
脳の老化防止には、日常生活の中で脳を適度に使うことが不可欠です。語学学習は、記憶力や集中力を高め、脳の健康を保つための素晴らしい方法です。私の周りの大学の教授らでも急に退職して授業をしなくなってから「あんなに頭が良かった先生が・・・・」とか沢山の例を見ています。黒柳徹子さんが毎晩行う「脳の再現」からも、「非常勤でも授業を続けている先生との差」をとても感じます。黒柳徹子さんの例も同様に効果的な習慣と言えるのではないでしょうか。ただ、中国語を習得するという観点ではなく、脳の老化の防止のトレーニングと考えると「脳のスポーツジム」のようにも私は感じています。ぜひ、日々の生活に語学学習を取り入れ、脳の活力を保ちましょう。
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